当社タブリードの特長
独自の表面処理で高い耐電解液性
当社のタブリードは、独自の表面処理技術を採用しており、これにより耐電解液性が大幅に向上しています。
アルミニウム、ニッケル、ニッケルめっき銅などの金属導体に特殊な表面処理液を塗布することで、これらの導体が電解液による腐食耐性の強化。
この処理は表面の導電率を維持しつつ、溶接に必要な研磨作業を省略できる点も特長です。バッチ処理により、少量多品種のニーズにも柔軟に対応できるようになっています。
多層構造シーラントフィルム
当社では、タブリードの性能を高めるために独自開発された、多機能性シーラントフィルムを使用しています。
このフィルムは、複数の層から成る多層構造を採用しており、各層には特定の機能が割り当てられています。
主な機能としては、金属導体やラミネートフィルムとの優れた溶着性能があり、これによりタブリードの全体的な強度と信頼性が向上します。
また、シーラントフィルムには高い絶縁性も備わっており、これにより短絡のリスクを効果的に防止します。
多様な形状に対応する溶着技術
当社は、独自開発のフィルム溶着機を使用して、シーラントフィルムを金属導体に均一な温度と圧力で溶着します。この技術により、様々な形状のタブリードに対応可能で、少量多品種から量産まで幅広く対応しています。
均一な溶着プロセスにより、高い寸法精度と確実な封止を実現し、製品の信頼性を高めています。
主な設備
当社のタブリード製造では、最先端技術と自社開発の設備を駆使しています。
様々なサイズのタブリードを生産できる溶着自動装置や、精密な表面処理装置など、多岐にわたる専用設備を完備し、製品の品質と生産効率の向上に努めています。
さらに、マイクロスコープや引張試験機などの検査設備を用いることで、製品の品質保証にも徹底して取り組んでいます。
当社の設備は、タブリード製造における品質、精度、効率の向上に大きく貢献し、お客様のニーズに応じた最高品質の製品を実現します。
自社開発設備
- 短冊タブリード溶着自動装置
- リールタブリード溶着自動装置
- 短冊タブリード溶着半自動装置
- フープ表面処理装置
- 短冊表面処理装置
- リールタブリード自動検査装置
保有設備
- マイクロスコープ
- 引張試験機
- 接触角計
- 粗さ計
- インパルスシーラー
- 工具顕微鏡
- 恒温恒湿炉
- 恒温炉
その他、外部機関の蛍光X線分析装置、電子顕微鏡、塩水噴霧試験機等を使用して分析が可能です。
ネッツはISO9001/14001認証取得
株式会社ネッツはISO9001・14001認証取得企業です。品質と環境方針を掲げ継続的改善を行っています。
当社のタブリードは、最先端技術と長年にわたる実績によって築かれた信頼性の高い品質を誇ります。
独自の仕様と厳格な品質基準に基づき製造され、リチウムイオン電池の性能を最大限引き出します。
特別仕様の製品から最新の標準品まで、お客様の多様なニーズに対応する製品を提供しています。
当社の徹底した品質保証プロセスを経て、お客様に最適なタブリードソリューションを提供します。