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株式会社ネッツ

タブリードとは

タブリードとは

リチウムイオン電池の中で重要な役割を果たす部品です。具体的には、電池の電極(陽極と陰極)と外部の電気回路をつなぐ役割を担います。電池に蓄積された電気が、このタブリードを通じて外部の装置に流れます。 タブリードのサイズや形状は様々で、電池の設計や用途によって変わります。それぞれ特定の電池デザインやアプリケーションに最適化されています。

ラミネート型リチウムイオン電池

タブリードの主要な部分は金属製の導体で構成されています。この導体は電池の電極(陽極または陰極)から電流を集め、外部の回路に電気を流す役割を果たします。一般的にはアルミニウム、ニッケルめっき銅、ニッケルなどの金属が使用されます。

金属導体に溶着されている多層構造のシーラントフィルムは、電池の外層材となるラミネートフィルムの封止と同時に、外層材との短絡を防ぐ絶縁体となります。
タブリードの性能は、電池の信頼性に直結するため重要です。
タブリードから電解液漏れが起こると電池の著しい性能低下、電池の発火等が起こる場合があります。
電解液漏れを防ぐためには、機械的強度及び耐電解液性が求められます。このため、金属導体とシーラントフィルムの溶着は、非常に重要となります。